ベトジェットエアーとは
ベトナム初の民間航空会社でベトナムを代表するLCCです。
主にベトナム国内線・ベトナムー東南アジア間に就航しています。
ベトジェットエアの悪い噂
2023年2月下旬、名古屋(セントレア空港)ーハノイ(ノイバイ空港)間の安いフライトチケットをさがしていました。運よくトリップドットコム(Trip.com)にて最安値※のベトジェットエアのチケットを発見!
航空会社に関してはLCCということ以外、事前リサーチなしで即購入。
しかしその後、以前にJetstar国内線での遅延・欠航トラブルに巻き込まれ大変だったこと(後日まとめておきます)を思い出しました。
気になってベトジェットのTrustpilot(全世界の企業のレビューを掲載)レビューをみてみたたところ、、、
「人員不足で欠航。欠航時の対応が遅い。」
「遅延してもアナウンスがなかった」
「全体的なサービスの質が悪い」
「とにかく座席が狭い」
「機内食がまずい」
「機内持ち込み荷物の手続きがある」
などといった感想を発見(゚д゚lll)
もしも今回欠航したら…トラブルに遭ったら…と搭乗前から焦ったものです
ただ、LCCですのでキャンセル後の返金はありません。安心よりもお金を取ったのですw
この記事では、
機内持ち込み荷物
遅延(もちしは欠航)
サービスの質
座席
機内食
を中心にレビューしていきますので、ベトジェットエアをご検討の方、ぜひご参考になさってください^-^
※2023年3月の同区間の最安値が1万8千円程度でした。
搭乗便の詳細
2023年3月22日
9:25名古屋(セントレア空港)発→13:40ハノイ(ノイバイ空港)着
便名 VJ921
機体 エアバスA321
実際に乗ってみて
機内持ち込み荷物とチェックイン
ベトジェットエアーの国際線は、オンラインチェックインができません。
その上、チェックインカウンターですべての手荷物の重量が計測されますので、チェックインに比較的時間がかかります。
チェックインカウンターは出発時刻の2時間前にオープンですが、搭乗客が多い場合はカウンターがオープンする以前にカウンター前に行列ができます。ですのでご出発の2時間20分ほど前の空港到着がおすすめです。ちなみに、私の空港到着は6時40分ごろでした。
機内持ち込み手荷物の規定では、大きな荷物1点+身の回りの品1点の計2点まで、2点合計7kgまでです。そして、大きな荷物は56cm×36cm×23 cm以下、身の回りの品は30cm×20cm×10 cmを超えないサイズという規定があります。
ただ実際は、上記のサイズは目安で、重量さえクリアできていれば大丈夫です。
私はの手荷物は大き目のリュック+ボディバック+首枕の合計3点(約5.5kg)でした。
あれ、機内持ち込み荷物って、大きな荷物1点+身の回りの品1点の計2点まででは?と思われた方!実は首枕は高確率でノーカウントのようです(もちろんルール上はNG)。
もしも注意された場合はリュックに無理やり押し込めば大丈夫です(もちろん、押し込んだものはチェック後に出します(笑))。
サイズに関しては、私の手荷物も含めほとんどのスーツケース・リュックが無計測※でしたので、機内持ち込み荷物のチェックは重量計測以外はかなり緩いのでは、と思います。
※メジャーで計られていたスーツケースを1点見かけましたので、チェックは緩いと言えど、規定オーバーのスーツケースをお持ちの場合はご注意ください。
遅延について
まず、私の見解ですが、LCCの30分以内の遅延は頻発しており、その場合は何のアナウンスもなく待たされることが多いです。
残念ながらこれはベトジェットにも当てはまりました。
保安検査、搭乗開始、着席までは順調だったものの、着席後、出発時間を過ぎても出発しません。
不穏な空気が漂う中、数十分後にようやく英語とベトナム語でアナウンスがありました。
日本語でのアナウンスはありません。
私は英会話講師ですが、ベトナム人の英語の訛りは強く早口なため、聞き取りは困難を極めます…。
この時はほぼ聞き取れず、周りのベトナム人の空気を読み取るしかありませんでした(至難の業)。
その後離陸を待つ間、ベトジェットのフライトアテンダント(CA)さんが無料でお水を配ってくれました。
そして予定時刻より約2時間遅れで離陸。
その直前にアナウンスがありましたが、今度は全く聞き取れなかったので、周囲からベルトの装着音が聞こえて「ようやく離陸するのか!」とわかりました。笑
もしもアナウンスが聞き取れずお困り場合は、周りの乗客やCAさんに聞いてみるのが最善です(が、このあとの記事もご参考になさってください…^^;)。
今回は風の影響かフライト時間が短くなり到着は1時間遅れただけで済みましたので良しとします。
もしベトジェットを利用される場合は、2~3時間はスケジュールに余裕をもってプランを立ててみてくださいね!
サービスの質について
遅延時はお水を配ってくれ、なかなか好印象でしたが、決定的な点が欠けていました。
ベトジェットのCAさんはあまり英語が得意ではないようです。
別の記事でベトナム人の英語に関して書きますが、街中でもベトナム人で流暢に英語を話せる人は珍しいです。ベトジェットCAの傾向というより、ベトナム人の傾向かもしれませんね。
そして、これもベトナム人全体の気質なのかもしれませんが、離陸後、何人かのCAさんガラガラだった機内の3席を使って寝ていました。
乗客にもそのような方がおり、CAさんたちは上着を着て乗客に混じって寝ていました(笑)。初めて見る光景でしたので驚きました。
その他のサービスに関しては、他のLCC同様、ドリンク・食事・スナック・ひざ掛けなどはなしです。かわいらしい制服以外には目立つ特色はありません。
英語に自信がない方でも大丈夫。
自信のある方でも英語が通じませんでしたので(*‘∀‘)
心配な方はガイドブックなどについているベトナム語の指差し会話表などを携帯されるとよいでしょう。
座席について
6時間以上のフライト予定だっため、エコノミー(スカイボス以外)で前後の間隔が一番広く取ってあるシート(非常口前の座席)を+1220円で購入しました。
プレミアムシート(+1220円)という選択肢もありましたが、+5センチ広くなるだけ&シートは格段によくなるわけではないので、あまりお勧めではありません。
結果、この席で足が痛くなることはありませんでしたので、非常口前の座席に1220円の価値はあったかと思います。
(ガラガラだったので、2~3席使って足を伸ばせたかもしれませんが。(笑))
ただ、座席が硬くお尻が痛くなったので、首枕をおしりに敷いてしのぎました(くまちゃんごめんなさい)。
こういう時のためにクッションタイプの首枕がおすすめです。
ご参考までに私の汚い足と座席の写真を掲載しておきます^-^
機内食について
出発前日に機内食の選択をしていなかったことに気づき、ベトジェットのウェブサイトやアプリから申し込みを試みましたが何故かあるはずの機内食の項目がない…。
そのため当日購入しようと思っておりましたが、機内での購入は現金のみでしたので諦めました(゚д゚lll)
今回はメニューだけの掲載とさせていただきます。
値段は180.000VND($7.5)当時のレートで約1,000円程度※です。次回はぜひ…!!
おいしそう!
※後から知ったのですが、日本円での支払いが可能だそうです。
日本円でのお値段は不明です。
私は現金は持ち歩かないので、どちらにせよ今回は断念でした^^;
まとめ
・トラブルの確率は高いため、ベトジェットエアを選択される際は、遅延が起こっても対応できるよう、2~3時間余裕をもったスケジュールにすることがおすすめ。
・長いフライトの場合は非常口前の座席(+1220円)の購入がおすすめ。
・日本人スタッフがいない場合は、英語が得意な方でも意思疎通が難しいことがあるので、心配なかたはベトナム語の指差し会話表などを用意することがおすすめ。
・機内食は事前の予約ができればしておいた方がいい。できなければ現金の用意は必須。
ベトジェットエアのレビュー、いかがでしたでしょうか?
個人的には、安値で行ける上、上記の注意点に気をつければ全然アリだと思いました。
みなさんも、ベトナムに行かれる際・ベトナムを経由される際は、ぜひベトジェットエアを体験してみてください!