予約サイト(航空券の手配会社)
今回は、3月下旬のバンコク→中部間のフライトをSkyscannerで比較
乗り継ぎも値段もよかったGotogateを選択しました。
サーチャージ含め43,365円。
GotogateはTrip.comやさくらトラベルと比べても約1万円ほど安かったです。
Gotogateは外国の予約サイト(旅行代理店)です。
本社はスウェーデンにあります。
日本語サイトやメールはGoogle翻訳ですのでおかしな日本語がたくさんみつかります^^;
そういうこともあってか、Gotogateもよくない噂はたくさんあります。
私は以前、ANA国内線をGotogateを利用し安く予約し、なんのトラブルにもあいませんでした。
LCCなら心配なところですが、乗るのはフィリピンのANAです。
今回もトラブルは起こらないだろう、
起こっても航空会社がなんとかしてくれるだろう、と踏んでGotogateで予約しました。
これが悲劇の始まりだったのです…(゚д゚lll)
気になるGotogateとのやりとりはこちら。
フィリピン航空とは
フィリピン航空は、フィリピンのナショナル・フラッグ・キャリアです。
簡単に言うとフィリピンのANA。
コロナの影響による経営不振でで2021年9月に破産申請が行われましたが、
その後も運航を続け、現在は黒字に転換しているとのことです。
実はザ・ワールド・フォー・スター・エアラインズ(4つ星)にも認定されています。
愛称はPAL(Philippine Airline)
フィリピンは物価が安いためPALの航空券は激安です。
そのためLCCと混同していらっしゃる方も多いようですが、
機内食、ドリンク付きで日本のLCCと同じ価格帯です。
おまけにANAのマイルが溜まります。※
事後申請となるため、マイルの反映まで少し時間がかかります。
今回のマイルは3/31に申請、現在確認中となっています
※2023年時点では、スターアライアンスには加盟しておりません。
ただし、PALは日本のANAやJALと異なる点がいくつもあります。
こちらもベトジェット同様、
予約後にTrustpilotにて良くない噂を多々見つけました(゚д゚lll)
PALの良くない噂
「フライト時間の変更が計6回もあった」
「2時間も遅延した」
「欠航が決まっていた便の予約枠を取り下げていない」
「CAの対応が悪かった」
実際のところはどうなのか…
この記事ではPALの予約時の注意点を、次の記事で搭乗時の注意点を説明していきます。
搭乗便の詳細
第一便
2023年3月27日
1:00バンコク(スワンナプーム空港)発→5:40マニラ(ニノイ・アキノ空港)着※
航空会社 フィリピン航空
便名 PR741
機体 エアバス A321
マニラで2時間10分の乗り継ぎ時間
第二便
同日
7:50マニラ(ニノイ・アキノ空港)発※→13:00中部国際空港(セントレア)着
航空会社 フィリピン航空
便名 PR438
機体 エアバス A321
※ターミナル2着、発
2時間10分も乗り継ぎ時間があるので、多少遅れても大丈夫!のはずが、、、
さっそくトラブルに遭遇
フライト時間の変更
2/26に上記の便を予約。
すぐにGotogateとPALのアプリ両方で予約の確認が取れました。
しかし、3/7にPALからこのようなメールが届きます。
7:50マニラ(ニノイ・アキノ空港)発→13:00中部国際空港(セントレア)着
が、6:40マニラ(ニノイ・アキノ空港)発→11:50中部国際空港(セントレア)着
に変更になっています。
あわててPALのサイトとアプリにログインし確認しましたが、
同様の内容が書かれておりフライト時間に変更があったことは確かです。
この時点で1時間に短縮されることが確定しました(゚д゚lll)
最低乗り継ぎ時間(MCT)
航空会社や空港(ターミナル)ごとに最低乗り継ぎ時間(MCT: Minimum Connecting Time)というものがあります。
ご自身の便のMCTが気になる方は、
「航空会社名+Minimum Connecting Time」で検索してみてください。
フィリピン航空のマニラ空港第二ターミナルのMCTを調べたところ、
ターミナル2からターミナル2のフィリピン航空の最低乗り継ぎ時間は55分です。
定刻通りにいけば、1時間あるので乗り継ぎは間に合います。
続いて、すぐにもう一件メールが入りました。
「変更後のスケジュールの都合が悪ければ5日以内に連絡してね」
というようなことが記載されています。
もう一度PAL公式サイトにログインしたところ、
変更されたスケジュールを「confirm(承認)」するかしないかという項目があることに気が付きます。
PALは遅延やフライト時間の変更で有名です。
もし、当日さらにフライト時間の変更があった場合や前のフライトが遅延した場合は
乗り継ぎが出来なくなり、PALにマニラ→中部のチケットを新たに手配してもらう必要があります。
27日当日の便が確保できるとは限りません。
不安に思いまずはメッセンジャーでPALに連絡してみました(英語)。
PALとのやりとり
オペレーターに繋がるまで20分ほど待ちました。
最初の返事は「Hi, ~(名前)」みたいな、結構フレンドリー感じでよかったです。(笑)
ただ、それからの内容のあるメッセージ(笑)の返信にはかなり時間がかかり、
合計1時間ぐらいやりとりをしていました。
「乗り継ぎ時間は1時間では不十分。旅行代理店を通しての予約のため、予約した便の変更は旅行代理店を通して行わないといけない、旅行代理店に連絡してくれ。」
といっているのです(゚д゚lll)
あれ、そもそも最低乗り継ぎ時間って55分だったんじゃないのーーーΣ(°▭° )
Gotogateのアプリ・ウェブサイトでは変更されたフライト時間は反映されていませんでした。
なんで~( ;∀;)?
Gotogateアプリでオペレーターとやりとりすることにしました。
やり取りの内容はこちら。
バンコク→マニラ間を1便早いものに変更できないかと思っていましたが、
結局フライトの変更は行わず、仕方なく「confirm(承認)」を選択しました。
さらなる変更
変更されたスケジュールを承認をしたものの、
これから逆に都合のいいフライト時間に変更にならないか
気になって仕方がありませんでした。(笑)
そして3月半ばに
1:00バンコク(スワンナプーム空港)発→5:40マニラ(ニノイ・アキノ空港)着
が1:00バンコク(スワンナプーム空港)発→5:55マニラ(ニノイ・アキノ空港)着
に変更されていることに気が付きます。
(この時はメールなどのお知らせは一切なし)
乗り継ぎ時間が45分になり、完全にMCTの55分を切りました…ヒェェェエエエ(゚д゚lll)
この無理ゲーで自分の運を試すこととなります(´Д`)ハァ……
トラブルに振り回されないためにできること
もしもPALのサイトで直接予約を入れていた場合、
フライトの変更は無償で、しかもスムーズに行われた可能性が高いです。
代理店を通して予約していると、
どのような理由であれフライトを変更する時、
欠航の払い戻し手続きをする時に面倒なことになります。(経験済み)
最悪なのは、往路便欠航→復路キャンセルだと最悪数千円~数万円飛ぶことも…
リスクを取りたくない方は、PALのフライトはPALで予約しましょう。
もしもトラブルがあれば下記連絡先に電話することで対応してもらえます。
フィリピン航空会社 東京支店の電話番号(平日9:00~17:00)
国内から 0570-783-483 (有料)
国外から +81-3-6262-5663
ただ、電話は非常につながりにくく、平日のみ対応です。
夜間や土日で緊急に問い合わせが必要な場合、Messangerでチャット、もしくは国際電話でフィリピンのオフィスにかけるしかありません。(連絡先詳細はコチラ)
PAL含め多くの海外航空会社は週末や夜間の日本語対応はありません。
もともと日本語対応窓口がない会社もあります。
英語が苦手な方は、翻訳機を使うか、
手間と手数料を取られても日本語対応の代理店で手配してもらうことをお勧めします。
私は節約が一番なので迷うところです。
(たぶんこれからも安い方を取ります。(笑))
PAL予約時の注意点まとめ
・PAL公式からの予約が一番おすすめ。
・英語が苦手な方は代理店という選択肢も。
いかがでしたでしょうか?
次の記事ではPAL搭乗時の注意点についてお話します!